035: Interior

Femto Partners

都心の高層階にあるオフィスの利点を最大限に活用。
商談だけでなく、社員同士のライトなミーティングにもふさわしい快適な空間に。

株式会社プレイドやnote株式会社など、世の中を大きく変える可能性を持ったスタートアップに、アーリーステージから投資を行ってきたフェムトパートナーズ株式会社。ITを用いたスタートアップがメガベンチャーに成長するための戦略を練り、資本政策を提案している。

オフィスを構えるのは、東京・青山に位置するビルの高層階。海外からの投資家も多く来訪することを考慮して、わずかな明るさのなかで静寂と和を感じさせる、落ち着いたエントランスを作り上げた。会議室につながる廊下は、その先に広がる空間への期待を高めてくれる。
会議室の扉を開けると、目の前に広がるのは東京の街。東京の中心地にあるビルの高層階という利点を、最大限に活かした。スケルトンの天井がさらに解放感を高めてくれるとともに、木を基調とした落ち着いた内装が、企業の成長への希望をより一層抱かせてくれる。

そこに、アクセントとして取り入れたのがUltrasuade®️だ。落ち着きのあるブルーをセレクトすることで、あたたかみのある空間が引き締まり、スマートな商談にふさわしいスペースとなった。

会議室はもちろん、執務室からも眺望が確保できるようデザイン。執務室内の曲面壁に沿って置かれている木製のベンチの座面にも、Ultrasuade®️を採用した。心地よい肌触りのスエードを取り入れることで、執務室内での一息や、フランクな打ち合わせができるスペースとしても機能している。

商談はもちろん、新たなビジネスへの布石となるアイデアが、ふと生まれる快適な空間。オフィスビルの理想系が、ここにはあった。


Creator

山家 明

1980年三重県生まれ。
高校卒業後、美容師として活動。
建築の魅力にとりつかれ、武蔵野美術大学に入学し建築家を目指す。
2010年~2013年トラフ建築設計事務所勤務。建築をはじめ、TVCMの舞台美術、家具、プロダクトなど様々なプロジェクトを担当。
2013年にmountain house architectsを設立。日常の気づきを大切に、生活に関わるあらゆるモノ・コトをデザインしている。

mountain house architects
www.mountainhouse.jp

Material