019: Interior

ADDress Wagon

アドレスホッパーにとって最高のサービス「ADDress Wagon」。
快適に移動できる生活空間で、クリエイティブな時間を。

月額4万円で、日本全国の登録物件に住み放題ができる新しい“Co-Living”シェアサービス「ADDress」。主に3LDKの空き家や別荘などにリノベーションを施し、住居と仕事場を兼ねたスペースを数多く作り出している。

今回、このサービスの物件と物件をつなぐモビリティとして登場したのが「ADDress Wagon」だ。大人7人が移動しながら車の中で仕事や食事をしたり、ステイしたりできるフルサイズワゴン。通常のミニバンよりひとまわり大きく、戸建てのリビングスペースともリンクする広さだ。

車種は、1998年式のメルセデス・ベンツ・スプリンター。メカニカル面のリペア以外は手をかけず、あえて経年劣化による風合いをできるだけ残した。

ルーフには大人が最大4人乗れるように、アルミとステンレスを駆使したフレームと、エコ素材のボードをデッキに使用。登るためのラダーも軽量なアルミで作られており、まるでプールサイドのようだ。デッキではテントを張ったり、ビーチチェアを置いたりと使い方も様々。快適なミーティングスペースとしても機能するだろう。

インテリアにはセカンドシートとサードシートをプラスし、快適空間を実現。対面式にして間にテーブルセットを設置することで食事やミーティングも可能となり、フルフラットにすれば仮眠をとることもできる。

座った時や寝転んだ時に肌に触れるのは、シートに施されたUltrasuede®だ。仕事中も、くつろいでいる時も、スエードの柔らかな手触りは心を穏やかにする。またその程よいホールド感により、走行時の乗り心地も向上。奇抜さとは無縁の色であるアイボリーも、落ち着いた空間演出に一役買っている。インスピレーションの邪魔にもならないはずだ。

光熱費やWi-Fi、家具やアメニティなども含まれた物件に最大7日間滞在できるADDress。他拠点生活を実践するアドレスホッパーが、常に身軽でいられる最高のサービスだ。移動手段にADDress Wagonをセレクトすれば、さらにクリエイティブで特別な時間を手にすることができるだろう。


Creator

神保匠吾

福岡県福岡市出身。福岡大学法学部卒。卒業後、UK発のカーマガジン「INTERSECTION」に入社すべくロンドンへ留学。 留学時に映像編集およびグラフィックデザインを習得。INTESECTION JAPAN創刊のため日本へ帰国。 発行元であるカエルム株式会社へ入社。 2014年オンライン・モーターマガジン「DRIVETHRU(ドライブスルー)」を立ち上げ、現在に至る。

DRIVE THRU

プロジェクトベースのオンライン・モーター・マガジン。実際にオーダーすることのできる車やバイクをはじめ、様々なモビリティーを多数ラインナップ。“移動”をテーマに、クリエイティブなモビリティーライフを発信している。

http://drivethru.jp

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