アジアをつなぐプラットフォームとして、東京をはじめ、世界中から厳選されたブランドを国内外に発信するプロジェクト『PR01.TRADE SHOW』が、2015年も東京で開催された。
参加ブランドは約70。展示会場をショールーム単位で構成し、出店ブランドのコンセプトをわかりやすく提示することで、より多くのビジネスマッチングを促成している。
今回も国内外からおよそ3,500人のプレス、バイヤーが会場に訪れ、ブランドの地域性や時代性を感じながらその魅力を存分に感じ取っていた。
003: Exhibition
ビジネスマッチングをスムーズに促す
温かみと柔らかみを兼ね備えた素材を商談スペースに。
アジアをつなぐプラットフォームとして、東京をはじめ、世界中から厳選されたブランドを国内外に発信するプロジェクト『PR01.TRADE SHOW』が、2015年も東京で開催された。
参加ブランドは約70。展示会場をショールーム単位で構成し、出店ブランドのコンセプトをわかりやすく提示することで、より多くのビジネスマッチングを促成している。
今回も国内外からおよそ3,500人のプレス、バイヤーが会場に訪れ、ブランドの地域性や時代性を感じながらその魅力を存分に感じ取っていた。
ブランドとプレス、バイヤーを繋ぐために欠かせないのが、商談スペースだ。
ともすれば人間味がなく冷たい空間になりがちなこの場所に、Ultrasuede®が息を吹き込んだ。
限られた商談スペースは縦に長く、一列に複数のデスクが並べられている。
それらの天板の下にひと続きのUltrasuede®を敷いて、すべてのデスクが繋がるように装飾し、バイヤーやデザイナーを商談スペースの奥へと緩やかに誘導。
座った人とUltrasuede®の距離が近くなるため、商談中に思わず触ってしまうことで、ソフトな感触との思わぬ出会いもあるかもしれない。
窓側と壁側の床にも同じように長いUltrasuede®を敷いて、空間の一体感を演出した。
着目すべきは、壁側の床に敷かれたUltrasuede®だ。目線を奥にやると、弧を描くように天井に向かって伸びている。
まるで地形のようにシームレス。素材の軽さと上質感を視覚で認知できる斬新な表現方法だ。さらに壁の色と合わせたダークトーンのUltrasuede®を採用することで、商談に集中できる環境も実現させている。
Ultrasuede®をこれだけ、ダイナミックに空間に使用した例はない。また新たに、作り手と素材の良い化学反応が起こる機会となった。
PR01.
アッシュ・ペー・フランス株式会社内の、プロモーション機能とプロダクション機能を併せ持った事業部。国内外のファッションブランドのプロモーション・ブランディング・メディアプランニングを手掛ける。最大規模の合同展示会PR01.TRADESHOW 、ファッションのお祭りSHIBUYAFASHION FESTIVAL などのイベントを実施運営している。