神奈川県横浜市を拠点に活動する太田不動産は、単なる不動産取引にとどまらず、人々の生活そのものを支えるパートナーとして、売買、賃貸、管理、工事、設計といったあらゆる領域をカバーし、お客様の「住まい」に関する全てをサポートする。また、住まいを超えた新しい生活の可能性を提供することに情熱を注いでいる会社である。
040: Interior
「HOME+が創り出す、街と人を繋ぐ新しい空間」
神奈川県横浜市を拠点に活動する太田不動産は、単なる不動産取引にとどまらず、人々の生活そのものを支えるパートナーとして、売買、賃貸、管理、工事、設計といったあらゆる領域をカバーし、お客様の「住まい」に関する全てをサポートする。また、住まいを超えた新しい生活の可能性を提供することに情熱を注いでいる会社である。
今回の井土ヶ谷支店リニューアルでは、ただの店舗としてではなく、訪れる人々に新しい発見や街とのつながりをもたらす特別な場所を目指し、空間コンセプトを“HOME+”として設計。不動産情報だけでなく、地域の情報やコミュニティとの新たな接点を見つけられるような体験を提供する。
入口から店内へと続くアーチのトンネルは、まるで街と店を繋ぐ架け橋のように、外を歩く人々を温かく迎え入れる。このアーチの下の壁の一面には、エージェンシーのシグネチャーカラーである淡いグリーンに合うベージュ色のUltrasuede®が使用されています。そのソフトな手触りと上質な素材感、美しい発色が訪れる人々に安心感と落ち着きを与え、また、優れた耐久性と通気性・透湿性が、季節を問わず快適な表面温度を保つ。この空間は、ただの不動産店舗ではなく、新しい生活の始まりを祝福する場所として設計されている。
さらに、店内には、お客様を優しく包み込むように配置されたベンチがあり、そのクッションにもUltrasuede®︎が使用されている。この素材は、手触りの良さだけでなく、適度な通気性や透湿性を備え、快適な座り心地を提供。淡いグリーンの色調に彩られたこの空間は、リラックスできるだけでなく、街の温かさを感じさせるものになっている。
このプロジェクトを手がけたデザインスタジオ、マウンテンハウスアーキテクツの主宰である山家明氏は、「ここは、単に不動産情報を提供するだけの場所ではなく、ここに訪れることで、新しい街の情報や人とのつながりを見つけられる場所である。これから住む人、そして既にこの街に住んでいる人たちが自然とつながり、互いを支え合える、温かなコミュニティの一部となることを目指した」と語る。
このリニューアルを通じて生まれ変わった井土ヶ谷支店は、ただの店舗を超え、地域の人々が集い、交流し、新しい生活の始まりを共に喜ぶコミュニティスペースとして、多くの人々にとっての「HOME+」となることを期待されている。
山家 明
1980年三重県生まれ。
高校卒業後、美容師として活動。
建築の魅力にとりつかれ、武蔵野美術大学に入学し建築家を目指す。
2010年~2013年トラフ建築設計事務所勤務。建築をはじめ、TVCMの舞台美術、家具、プロダクトなど様々なプロジェクトを担当。
2013年にmountain house architectsを設立。日常の気づきを大切に、生活に関わるあらゆるモノ・コトをデザインしている。
mountain house architects
www.mountainhouse.jp
TRAIL HEADS,Inc.
スタートアップ企業のオフィスや商業空間など、ジャンルを超えて様々なクリエイター達と空間プロデュースを行う集団。
また都市だけではなく、移動式モバイルオフィスの『OFFICE CARAVAN』を牽引しながら山や海でのイベントも企画している。
http://trailheads.jp/