スマートフォン、スマート家電、自動車など、時代の波とともに、各社のスペック競争や量産の効率化によって、スペックはおろか、デザインまでもコモディティ化されつつあるように思える。テクノロジーを生活に取り入れたいが、なかなか自分にフィットするデザインに巡り合わない、なんて人も多いのではないだろうか。オンライン・モーター・マガジン『DRIVETHRU』のディレクター・神保匠吾氏もその1人。自動車業界もテクノロジーが成熟した今だからこそ、未来の乗り物としてワクワクするモビリティを模索していたところ、「愛着のあるクルマに、逆にテクノロジーを取り入れることはできないか」と新しいプロジェクトが立ち上がった。